こんにちは。
コロナによる株式暴落を経てなんとかここまでやってきたモアです。
次の目標は4桁へ資産を増やすことです。
退場しないように注意しながらがんばります。
コロナショックによりハイテクの再評価、株価の上昇が続いていますね。
世の中の動向はどうなっているか、いまはもうネットで得ていますし、ハイテクは生活必需品といえるでしょう。
そんななか、ほかの株式ブログをのぞく機会は多いです。
今はグロース株全盛という感じで、GAFAM、他のハイテク系の株を買えば間違いないね。という論調が多いです。
一方、過去にあった、バリュー株投資、高配当株投資のブログは、コロナショック後からほとんど見かけなくなってしまっています。
更新が停止したり、リンクが切れて消滅してしまっているものも多いです。
ちょっと前までは、「高配当株で早期リタイア」みたいなのが主流だったのに!、急に流れが変わってしまいました。
今回は、高配当株の現状を記録しておこうと思います。
高配当ADRと呼ばれるものの株価の推移を示します。
HSBC、RDSなど、過去の高配当株でもてはやされてきた銘柄のここ1年間の様子です。
個別銘柄ではいったん底を打ったものの、そこからは低迷期が続いています。
5年という長期で見た場合も、やはり高配当株は人気でした。
基本的には大きく値崩れせず、高配当を安定的にもらえるとのことでもてはやされていたのだと思います。
全体的には株価はコロナ前に戻しつつあるところですが、高配当株の買い時はいつなのか?
そろそろ上昇してきてもいいころなのでは?
と感じていますが、現実には難しい状況です。
全世界株式VTは上昇を続けているものの、
高配当ADRは下落傾向をいまだに続けています。
過去のブログでも、モアはRDSをはじめとしてXOMやRCLを保有していた時期もありました。
ほかの保有していたETFなどと比較、なんとか乗り換えをしてのりこえられました。
いつくるともわからない再上昇を待ち続けていたかと思うとぞっとします。
過去の論調を見ていると、高配当株は株価が下落しても配当が得られるからトータルでは負けないし、優良だと言われていたと思います。
実際には、不況に入ると業績悪化により株価は最大限下落し、減配や無配に陥ります。
今後についてですが、高配当銘柄が、そもそも過去のような利益水準に戻ってこられるかどうかは不明です。
ショッピングなども含めて、だいぶ世の中が変わってしまっています。
すでに、ものを買うにしても通信販売や宅配にシェアを奪われてしまっているものが簡単に元通りになるとは考え難いです。
やはり原則的には株は、企業そのものの成長(キャピタルゲイン)を目標としなければいけないのでしょう。
配当金目当てに成熟企業を買うと相対的に置いていかれるのかも。
そんななか、米国増配株式ETF(VIG)は頑張っているといえるでしょう。
やはり、分散が大事なんだなと感じています。
個別高配当買うくらいなら、VIGとかVYMを買うほうがリスクは減らせるのでしょう。
VIGにしても、実際の利回りは低く、もはやキャピタルゲインを目標としているようなものなので、それならば、VTやQQQを買ったほうが理にかなっているように思います。
さらに、モアの考えは、無配になる可能性のある高配当株を買うくらいなら、REIT系のETF、債券ETFを買ったほうが良いと結論付けています。
もっとも、今のGAFAM一極集中の流れもいつかは・・・?
靴磨きの少年の話もありますが、これを買っておけばいいみたいなのが、世の中に広がり切った時に暴落するみたいなので、注意が必要かな。
GAFAM一本槍も危険と感じます。
いちおうQQQで少し分散を。
そして、GAFAM崩れたらREIT系とか債権系の株価上がらないかなと期待しています(一蓮托生で大暴落かもしれませんが・・・)。
モア的まとめ
・高配当株が回復するにはまだまだ時間がかかりそう(戻らないかも)
・原則的にはキャピタルゲイン(企業成長)を望むべき
・GAFAM一本槍は危険?
VT、債権、REITも抑えていきます。
※このブログはモアの株式投資の日常を淡々と描くものです。
※投資は自己責任で