バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(Vanguard Total World Stock Index Fund ETF)は、米国を含む全世界の先進国株式市場および新興国株式市場を投資対象とし、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(同インデックス)に連動した投資成果を目指す。同インデックスは全世界の大型、中型、小型株の市場パフォーマンスを測定し、先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成されている。(SBI証券)
バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)は、グロースおよびバリュースタイルに分散した大型株、中型株および小型株へ投資対象とし、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(同インデックス)に連動した投資成果を目指す。同インデックスは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする。(SBI証券)
米国株ETFを検討している方はこれらを検討したことがあるでしょう。
ここ10年、とても成長しているのは米国なので米国全体ETFであるVTIを保有されている方も多いと思います。
1.両者のここ最近の株価の推移をみてみましょう。
(https://www.bloomberg.co.jp/)
VT、VTI、VOOともに同じくらいの動向を示しています。
2.構成銘柄
バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)の構成銘柄
VTではマイクロフソフト、アップルなどが上位に入ってきています。
次にVTIの構成銘柄を見てみましょう。
バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)の構成銘柄
上位の構成銘柄は実はそんなに変わりはありません。
それはその通りで、よくよく見ると、VTでも50%以上は米国に投資されているからです。
3.配当金
バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)の配当利回り
2.50%(2020/05)
バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)の配当利回り
1.79%(2020/05)
配当金はVTのほうが多い。
4.結局どっちがいいの?
この比較はあっちこっちでされていて、VTIのほうが過去のパフォーマンスはよい
とされています。
ここ最近のパフォーマンスではVTもVTIもVOOも同じくらいで推移しています。
そして、今後も米国株の成長が続くかどうかはわからないところです。
中国やインドの成長も見込まれています。
したがって、基本的には全世界(VT)への投資が正解と感じています。
VTIで増えているといっても結局のところ米国の成長をけん引しているのはテクノロジー系です。
米国株成長の恩恵を受けたいのであればVGTでよいのでは?
VT+VGT(QQQ)がリスクとメリットのバランスが取れているように思います。
そもそも、株初心者は配当がないとモチベーションも上がらない・・・
more(モア)はVTを軸に米国株式投資を行っています。(今のところ)